2012年12月6日木曜日

運転免許補完計画 第1次中間報告書

今日は自動車学校について書こうと思う。第1次という書き方をするということはまだまだ続くということだろう。一体いつになったら卒業できるのだろうか?まぁ今回はいきさつをメインに書いていこうと思うので、退屈な文章になってしまうかもしれない。

免許をとろうという話は去年大学に入学したときくらいからあったのだが、何につけても行動が遅い私の性格に加え、震災で春の講義開始が遅れたために夏休みが減るといった要因もあって、いまの時期までずれ込んでしまった。いま取ろうと思ったのは、原付が運転できるようになると何かと便利という動機がメインだが、恋人が自動車を運転する人なので前よりも運転について身近に考えるようになったということも大きいだろう。でもいま考え直すと、原付については技術的にも経済的にも難しいのではないかと思われる。

免許を取るには大金がかかるのでまずは母親に相談してみた。私の母親はMT免許保持者で、トンキン在住の癖に日常的に車を運転し、旅行などの際も数百kmを1人で運転できる。しかも自動車学校もストレート合格という、我が親ながら天才ではないかと思うほどの運転技能を有している。もちろん無事故であり、壁などにぶつけることすら滅多にない。その母親がなぜかMT免許をとることを猛烈に進めてきた。私は内心嫌だったが、結局説得に屈してMT免許をとることにした。いま思えばこれが失敗だった。母親いわく、どんな車でも運転できるようになっておきなさいということらしい。母親が免許をとったのは私が生まれてからなのでAT限定を選ぶこともできた。しかし、当時流行っていた「スピード」というアクション映画の中でヒロインの女性がいきなり運転手に代わってバスを運転することになるシーンがあり、自分もそういう立場になっても困らないように、との考えでMT免許をとったらしい。厨2病的な動機である…。

(この段落について補足説明すると、自動車にはMT車とAT車の2タイプがあり、免許にも両方運転できるMT免許と後者のみ運転できるAT限定免許がある。一般的にMT車の運転は非常に難度が高いうえ、現在は普通自動車ではAT車のほうが圧倒的に多いので、実用目的ならばAT限定免許で十分とされている。しかし、トラックやバスなどの業務用の大型車では依然MT車が主流である。)

さて、そんなわけで9月の終盤に私は自動車学校へと足を運んだ。入校日にはいろいろと説明を受ける。 自動車学校には期限があって、入校から9ヶ月以内に卒業しなければならないらしい。非常に不安である。それと、教習には第1段階と第2段階があり、第1段階が終わると仮免許が交付され、次は公道で練習するということも聞いた。第1段階と第2段階のどちらも学科(いわゆつお勉強)と技能(実際に運転をやる)の2種類があり、技能の方は下手な人は何回もやり直させられるらしい(1回もやり直しがないとストレートという)。それから、第2段階に進むときと卒業するときには学科と技能それぞれについてむずかし~い試験がある。説明はこんな感じだが、世間では「免許なんて誰でもとれる」という風潮だが、実際はそうではないということが分かった。免許を取るのは大事業であり、免許保持者は偉いのである。考えてみれば、学生のうちは基本的に学校の勉強や入学試験といったことしかやらず、学校からしか評価されないが、運転免許は国家資格である。国家や社会からの評価を受けるのだ。運転免許は簡単にとれる資格ではないのだ。

認識を新たにしたところで、 今回は筆を置こうと思う。次回以降の報告では実際の教習の様子をメインに書いていこうと思うので、今回よりはもう少し面白い内容にできるだろう。

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